コロナ時代に忘れていた何かを思い出した

正直なところ、すでにクラブハウスではいい思いも、嫌な思いもした。なかなか招待されず、「あぁ、私はもうオワコンなんだ」と思った次第だ。小中高校生時代の、恋人がいるわけでもないのに、バレンタインデーでソワソワする気持ちを思い出した。クラブハウスうつも経験した。どんどんと立ち上がる企画、登壇者として声がかかることもなく、画面を見るだけでうつになった。

常見 陽平『「意識高い系」という病~ソーシャル時代にはびこるバカヤロー』(ベスト新書)

一方、のぞいていた部屋でスピーカーになったときや、もう自分で企画を立ててしまえと30分間演説をする企画に数十名の人がやってきてくれたとき、さらにクローズドな部屋で友人たちと語り合ったときは楽しい時間だった。

部屋をあける勇気、声をかけられることにオープンであること。コロナ時代に忘れていた何かを思い出した。中学の男子更衣室、高校や大学の部室で語り合った日々も。

思えば、会社員時代は相談・雑談・漫談の「3談」を大切にしていた。すっかり忘れていた。

頑張りすぎると疲れるので、今後このサービスがどうなっていくのかを想いつつ、激しく傍観しよう。

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