「あなたは悪くない」自分の失敗談が武器になる

<アフター>
「どうしてできないの⁉」「何回言ったらわかるの⁉」「ちゃんとして⁉」
お恥ずかしながら、実はこれ、私が、子供にぶつけていた言葉です。
子供が萎縮し、才能を伸ばせなくなるとは知らずに……。特に時間に追われているときに、無意識に浴びせていました。子供も賢くて、いつも言われていると、その場しのぎでそれ以上言われないように行動するか、聞き流す技術を身につけるかして、ちっとも改善してはいきませんでした。
どうして、子供ができなかったのか⁉
それはどうやってやったらいいのかを、私が教えていなかったからです。

[改善ポイント]
「あなたは悪くない」という前提に立って文章を書くためのひとつの方法は、自分の失敗談として語ることです。失敗談であれば、それを鏡にして、素直にメッセージを受け取りやすくなります。

読み手に思いを寄せ、「その人の今のネガティブな状況が、もしどうしようもなかった結果だとしたら?」「相手は悪くないとしたら?」と考えてみると、相手を悪者にせずとも、本来の伝えたいメッセージを届けることができるようになります。

変化を感じると文章が楽しくなり、ますます上手くなっていきます。ピンときたものをひとつでも取り入れ、ぜひその変化を感じてみてください。

人は見た目で判断する、と言いますが、1億総メディア時代の現代では、「人の価値は文章で判断される」と言っても過言ではありません。今回ご紹介いたしました5つのコツで、ピンとくることがありましたら、ひとつでも取り入れてみてください。

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