フォルダやファイル名をつけるとき、自分なりのルールをきちんと持っていますか? 資料のダブりやモレが削減できて、探す時間も激減するフォルダとファイルの「命名の極意」を紹介します。
ラップトップコンピューターのファイル、フォルダ
※写真はイメージです(写真=iStock.com/Bet_Noire)

いまこそ本質的なデジタルリテラシーを

コロナ禍が後押しする形で、リモートワークを検討・導入する企業が急激に増えています。そういった状況下で、人事制度上の課題や、デジタルリテラシー(デジタルの活用能力)の不足といった問題も挙がっています。

特にデジタルリテラシーの不足については、いかに人・組織が、設備導入にばかり気を取られて、テクニック面だけでなく運用方法含めて日々の研鑽を避けてきたかが、露呈されたような気もします。

そもそもITの本質は、人間を中心とした知性拡張や情報活用にあります。コロナ禍の影響もあり、ここ最近たくさんのリモートワーク関連のツールが出てきていますが、いまこそ原点に立ち返り、より本質的なデジタルリテラシーを磨くべきであると考えます。

前回は主にパソコンとスマホの情報連携の技術について紹介しましたが、今回は一歩進んで、パソコンに保存されている情報をスマホで徹底活用するための技術について紹介していきたいと思います。