原発輸出大国からの脱落危機を迎えていると

そんな中、文政権のせいで原発輸出大国からの脱落危機を迎えていると主張する向きもある。

受注数でロシア、中国など国際的な規制を受けない非OECD諸国に後れを取っており、2019年のブルームバーグの資料によるとフランス、中国、ロシアと比較した1kwあたりの建設費用は韓国が最も低かった。また、輸出の低下により国内の原子力関連事業も打撃を受けており、460余りの協力事業体の売り上げも7分の1に激減した。原発輸出は韓国経済にも密接に関連しているといえる。

だが原発輸出大国になれなくとも、原爆縮小で需要が高まりつつある解体技術の輸出にも乗り出そうとしている。IAEAによると永久稼動中止となった原子炉は164基であり、廃炉市場は今後も拡大していく。韓国原子力研究院は2016年基準で韓国の解体技術は先進国の最高技術に対比した場合80%の水準であり、これらをさらに拡充するための方策を政府公共機関が推進中である。韓国の強気な姿勢はまだまだ続くだろう。

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