「スカイプ英会話」がリアル英会話教室より優れている点

既存の英会話教室も検討した、と真里子さん。

オーストラリア旅行時の環さん。自己主張もできるようになり、“今日、誕生日なんです”と伝えたところ、アイスを1つおまけしてくれたという。撮影=黒坂明美

「英会話教室も何件か回ったのですが、学年ごとにクラスが分かれているのでその学年相当のことしかやらせてくれないんです。早く上達しても周りの子に合わせなければいけないし、逆にわからないところがあっても先に進んでしまうのがネックでした」

オンラインの魅力を真里子さんはこう語る。

「私は自営業、夫はサラリーマンなので送り迎えがないのが本当に楽。スカイプがかかってくるので、家に子供一人にしていても、レッスンは受けられます。下の子の習い事に行っている間に授業を受けたり、きょうだい間で授業の振り替えもできるので環が部活で出られないときは下の子が受けたりと、かなり融通が利くんです。今は週2回の受講がベースで、必要に応じて追加しています」

環さんは小2のときにKBS(京都放送)カルチャー主催のちびっ子イングリッシュコンテストで2年生以下英語暗唱自由課題部門の最優秀賞を受賞している。

授業を行うフィリピン人のアナ先生。オンラインで自宅の居間で好きな時間に学習できる。生徒のレベルに合わせてテキストも指定してくれる。撮影=黒坂明美

「英語の暗唱のコンテストですが、私は細かい表現や発音などの指導はできませんでした。スカイプ越しに先生に教わり、受賞することができました」(真里子さん)

年に1カ月だけ環さんの学校に在学するアメリカ人のキエラさんとは親友だという。

「学校でも二人の会話は英語のみみたいです。楽しくて話が尽きないようです」(真里子さん)

英語力がついたことで楽しくすごしている、と環さん。

「海外旅行では積極的にコミュニケーションをとると、良いことが起きる、と感じました。将来は海外のいろんな国に行っていろんな人と話したいです」

関連記事
「新卒でいきなり年収600万」進学も就職も強い"9月入学インター"のお得度
最新アンケート「この学歴で結婚なら一生独身のほうがマシ」
文科省の「4月の通知」でバレた、「来春入試の大波乱」
日本初のロシア人弁護士「バイト4つかけもちでも一発合格」の勉強法
「SSK」「愛愛名中」…なぜ愛知は地元大学への進学率が高いのか