化粧品の通販会社、JIMOSはコミュニケーター(オペレーター)の質が高いことで知られる。福岡にある同社のコンタクトセンターは、一般的なコールセンターとは風景が違う。まず、全員、ユニホームを着ている。11年前の創業時から制服で電話応答をしているのだ。きちんとした制服を着ると「気合が入り、背筋が伸びる」らしい。会社が一方的に決めたものではなく、従業員がデザインに参加して作ったものだから、コミュニケーターたちは、大事に扱っている。

壁には、手づくりの標語やイラストが飾ってある。「売り上げ倍増、必達!」などと、精神主義の言葉が並んでいるわけではない。花畑をかたどったイラストが貼ってあり、目標を達成すると、花を一輪、描き足すような、ユルイ感じの成績表だ。

一緒に働く仲間の優しさや努力を評価する「オスカーの発表」は、全員をすがすがしい気持ちにさせる。

一緒に働く仲間の優しさや努力を評価する「オスカーの発表」は、全員をすがすがしい気持ちにさせる。

毎朝行われる、15分間の朝礼でも遊びの工夫が見られる。商品への思い入れをリレー形式でスピーチしたり、きらきら輝いている仲間に対しての表彰があったり……。朝礼はコミュニケーターたちの拍手と笑いでいっぱいだ。

(松隈直樹=撮影)