テレワークとなった方などは、久しぶりに家族でいる時間がたくさんあるのではないだろうか。この機会に、親子で何かに挑戦してみるのもいいかもしれない。
◯学習まんが
◯プログラミングソフト・ゲーム
◯体を鍛えるゲーム
◯興味関心がある分野の動画・書籍
◯やったことがない新しいこと
◯親子で挑戦できること
禁止だけでなく、子どもと話し合ってルールを決める
<対処法③>利用時間のルールを決める
YouTubeやゲームは、とにかく利用時間が長くなりやすい。もっとやりたくなるようにできているので、大人でもハマって依存状態になる人が少なくない。中高生にも依存状態となっている子どもはとても多い。まして小学生など低年齢の子どもであれば、延々とやってしまうのは当然だ。
長時間利用している小学生の子どもや保護者に聞くと、「(利用時間は)決まってない」「決めていたけれど、かわいそうでずるずる長くなってしまっている」という話が多い。保護者自身が、長時間利用を許してしまっているケースが少なくないのだ。このように、利用時間についてのルールが決まっていないと、長時間利用になりやすい傾向にある。
そこで、YouTubeやゲームの利用時間は事前に決めておこう。具体的には、一日の利用時間の長さ、終わりの時間を決めておくといいだろう。
適切な時間の長さは子どもによって異なる。子どもと話し合いながら、適切な利用時間を決めていこう。「土日は少し長く遊んでもいい」など、特別ルールがあってもいいだろう。
なお、寝る時間や起きる時間が遅くなるのは、依存状態の入り口で危険サインだ。就寝時間は、通常通り、夜9時あるいは10時くらいまでにしたい。同時に、スマホのブルーライトは睡眠の質を下げると言われているので、寝る1時間前くらいまでには終了させるようにしよう。
子どもが時間を守る手助け機能を活用しよう
<対処法④>利用時間制限をする
約束を決めても、既に述べたとおり子ども一人で守ることは難しい。そこで、利用時間制限機能を使って、子どもが時間を守る手助けをするといいだろう。約束した時間に制限を設け、子どもがその時間内にコントロールして利用できるようになるのが目標だ。
iPhoneやiPadなどのiOS端末は「スクリーンタイム」機能で、Android端末は「ファミリーリンク」機能で可能だ。利用時間制限、夜間の利用制限、コンテンツ・機能制限などもできるので、活用すべきだろう。
なお、小学生に人気のゲーム機Switchも、「ニンテンドーみまもりSwitch」で利用時間制限が可能だ。