自信に満ちた表情をつくることができる

「“武士は三年に片頬”という言葉がありますが、男性の中には笑顔を見せるのを憚る人もいます。笑顔を見せると威厳が損なわれ、相手から舐められるというのですが、いまの時代、むしろ笑顔がゼロのほうが仕事に支障をきたすと思います。男性は、顔に立体感とパワーがあるので、美意識を身につければ、自信に満ちた表情をつくることができる。女性よりもはるかにきれいになれますよ」

小林照子『48歳からの「いい男」の条件』(きずな出版)

表情に限らず、人は外見で他人を判断するものだ。本書では、スキンケアの基本や眉毛の手入れの仕方、抜け毛・薄毛対策など、見た目に関するメンテナンス法を詳しく紹介。また、加齢による体臭、口臭、肥満などに対しても具体的なアドバイスを行う。

タイトルにある「48歳」は、キャリアを積んでこれからが本当の人生といってもよい年齢。人生100年時代の折り返し地点でもある。

「男性の実感では48歳という年齢は“自分はまだオジサンではない”という境界線上にあるのではないですか。50歳を超えれば定年後の生活が眼の前にちらつきますが、48歳はまだ抵抗の余地がある。そういう時期に美意識や身だしなみに目覚めてほしいと思っています」

実年齢より年配に見える男性は、人の話に耳を傾けない頑固で融通の利かない人が多いと小林氏は苦笑する。なるほど肝に銘じたい。

小林照子
美容研究家・メイクアップアーティスト
1935年生まれ。58年小林コーセー(現・コーセー)入社。91年コーセー取締役退任後、美・ファイン研究所を設立。
(撮影=研壁秀俊)
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