両親からのメッセージを受けて、やることはひとつ

天皇家を含めた皇族は、世相を映す鏡である。娘が好きになった男の母親にやや問題があり、そうしたところへ嫁がせていいのだろうかと思い悩む両親。

そうしたことで親子の仲もぎくしゃくして、話す機会もあまりなくなっている娘と、どう付き合っていいかわからない両親の心の内を吐露しているのだ。

これは眞子さんへ向けた両親からのメッセージである。

言外にうかがえるのは、眞子さんが圭さんとの結婚に強い思いを抱いているということ。それを理解したうえで、それほどまでに思っているのなら、2人で相談して、世間に対して理解をしてもらう方策を考えなさい。私たちは決してお前を見放しはしませんよ。

眞子さんの両親から、これほど強いメッセージをもらったのなら、眞子さんと圭さんのやることはひとつしかないはずだ。

沈黙を通すのなら、眞子さまの結婚相手にはふさわしくない

記者会見を開き、自分たちの強い思いと、週刊誌などで書かれている「金銭問題」について納得のいく説明をし、少しでも世間に理解をしてもらうよう努めることである。

27歳にもなった男と女が、それぐらいのことができなくてどうする。といっても、眞子さんはやんごとなきお方の娘さんであり、失礼だが、世間というものをまだよく分からないはずだ。圭さんは父親に死なれ、母子家庭で育ち、世間の冷たさや怖さをそれなりに知っていると思う。

ここは大学を一時休学してでも、自ら週刊誌記者たちの前に出て、2人の結婚への強い意志と、ささやかれている金銭問題をどう処理するつもりかを、2017年9月3日の婚約内定会見と同じように、正々堂々と申し開きするべきである。

圭さんの母親も隠れてばかりいないで、息子の一生に一度の大勝負のために、行動を起こす時だ。

それを秋篠宮夫妻も、眞子さんも待ち望んでいる。秋篠宮夫妻の言葉の中に、その思いがにじみ出ている、私はそう思う。それができずに、NYの象牙の塔に閉じこもり、沈黙を通すのなら、小室圭という男は、眞子さんの結婚相手にはふさわしくない。眞子さん&圭さんの「味方」を自任する私でも、そう断じざるを得ない。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)などがある。
(写真=時事通信フォト)
関連記事
小室圭さんの"疑惑"を騒ぐ週刊誌の無責任
だれが眞子さまと圭さんの破談を望むのか
大前研一"ついに失われた30年になった"
コンビニの「サラダチキン」を食べるバカ
頭がいい子の家は「ピザの食べ方」が違う