「もう小室母子は他人だと突き放した」は深読みしすぎ

「女性自身」(10/30号)は、「眞子さまショック!『小室母子はもう他人』2人の愛を認め続けた秋篠宮さまが豹変宣言」と報じた。

秋篠宮さんが、金銭問題の早期解決、国民の理解を得るために記者会見を開いてはどうかと、小室家にアドバイスをしてきたのに、ことごとく無視され、小室家とは関わりたくないと、娘・眞子さんに宣言したというのである。

秋篠宮さんも会見で、「まだ、婚約前ですので、人の家のことについて私が何か言うのは、はばかられますけれども、やはりその今お話ししたような、それ相応の対応というのは大事ですし、それから、これは、二人にも私は伝えましたが、やはり、今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして、問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません」と語っているから、アドバイスしたことは事実である。

だが、後でも触れるが、「もう小室母子は他人だと突き放した」というのは、深読みしすぎではないか。

ここからはマッチポンプのお手本にしたい記事が続く。

別れてもいない眞子さまに「プリンス候補」の報道

「『小室圭くん』とさよならしたい『紀子さま』の『宮内庁プリンス候補人名録』」(「週刊新潮」11/8号)

タイトルを見て、老耄&認知症気味の私は、紀子さんが離婚して、再婚するのかと早飲み込みをしてしまった。読んでみたら何のことはない、眞子さんの結婚相手を探しているという話だ。

だが、小室圭さんと別れてもいない眞子さんに、なぜプリンス候補がいるのか?

内容は、全くといっていいほどの架空の話。圭さんがNYから帰ってこなかったり、向こうで新しい彼女ができたりすると心配なので、母親が、相手にふさわしい候補者が載っている「人名録」に手を出した、のではないかという推測に希望的観測を混ぜ、ありもしないストーリーをつくり上げた。そうとしか思えないのだが、こういう記事を秋篠宮夫妻は読んで、どう思ったか、ぜひ聞いてみたいものである。

続いては「小室圭さん『チャラ男』写真に仰天」(「週刊文春」11/15号)。6~7年前のクラブイベントで、六本木の会場に3~400人が集まり、踊り明かした一夜、女性の肩を抱き、カメラに向かってチャライ表情を見せている圭さんの姿をグラビアに掲載している。

この写真を読者に見せて、文春は何をいいたいのだろう。まだ20歳そこそこのときだ。