ガバナンスを超えた「独走」を許容する風土

東京地検特捜部は、日産自動車会長のカルロス・ゴーン、同社代表取締役のグレッグ・ケリー両容疑者を、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕した。特捜部の発表によると、2人は共謀し、2010~14年度の5年度分の有価証券報告書に、実際はゴーン容疑者の報酬が計約99億9800万円だったにもかかわらず、計約49億8700万円と、約50億円過少に記載した疑いが持たれている。

2016年取材時「後継者は日本人が適任」と語っていた。

18年11月19日の夜10時から、横浜市西区の日産自動車本社で始まった緊急会見。西川(さいかわ)廣人社長は200人以上の報道陣を前に、1人で会見に臨んだ。