インスタ起業の成功法則「儲かりそうなことはしてはダメ」
今後も、インスタでの起業チャンスは続くと片石さんは考えている。ブログより手軽で、ニッチなものであればあるほど濃いユーザーが根付き、コミュニティが盛り上がるからだ。
「インスタを始めるのなら、儲かりそうなことではなく、自分が好きなこと、熱量が高いことで始めたほうがいい」と彼は語る。フォロワーが多くなるにつれ、同じ熱量を持った人と知り合いやすくなり、世界が広がっていくからだ。
タレントなどの著名人は何百万というフォロワーを抱えている。インスタでビジネスを起こすにはそれだけの規模が必要だと思われがちだが、特定のジャンルにずば抜けて強くなれば、十分にビジネスとして成り立つ可能性がある。「古着女子」はその一例だろう。
片石さんはこれから古着に関する事業をさらに展開する予定だ。さらに就職支援やアーティストマネジメントもしてみたいという。24歳で「インスタ起業」をはたした片石さんの挑戦は、始まったばかりだ。