お客さまが増える=友人・先輩・家族が増える、ということ

石橋が入社して数年目、新しくできた支社に移る際に、「後輩に背中を見せよう。先輩が頑張っている姿を見せなくては」と思い、率先して目標達成に取り組んだ。その後も石橋は、全社規模の社内研修会の運営など、手弁当で同僚に貢献する仕事でも、期待に応えることを自分の成長の機会としてきた。

石橋は現在四日市在住で、お客さまの9割以上は四日市の方々である。地域と密な関係を築き上げているのも、石橋の営業スタイルの特長だ。「このお客さまにはご無沙汰してしまった」と感じたら、とりあえず訪問するのだそうだ。

石橋の担当営業所長は次のように語る。

「年を重ねるごとにお客さまとの信頼関係を深めて、お客さまの輪を広げています。地方都市における営業スタイルの理想的なモデルといえるでしょうね」

今後について石橋はこう語る。

「お客さまが増えるということは、自分の友人や先輩や家族が増えていくことだと考えています。この仕事を辞めたり、信頼をなくしたりするようなことがあれば、周りにいる人をすべて失うことになってしまいます。

自分の力で切り開き、手に入れていける、すべては自分次第というライフプランナーの仕事は、仕事というよりも人生そのものです。これからも、四日市のお客さまのご信頼をいただき、全国の仲間とつながりながら、自分に対して限界を設けずにやっていきたいと思います」

<石橋誠志の「指南」>
●自分の失敗をしっかりと自分で再検証。成功パターンの再現性を高める
●モチベーションに振り回されない
●他からの期待やプレッシャーを、自分を伸ばす力に変える
関連記事
商談で断られたら必ず会って理由を尋ねる
トップ営業は"サンキュー"を3回繰り返す
富山で"世界水準"の業績を上げる方法
普通の営業マンでも"抜群の成績"は作れる
トップ営業マンが使う"3つの基本テーマ"