「親はかなりの資産家」だから脛をかじり続ける
母親は若い時から心臓が弱く、さらに70代半ばを迎えて足腰が弱り、息子さんが住む町まで出かけるのもしんどくなってきました。母親の説得を聞き入れて、対面してくれるのか、あくまでも拒みつづけたまま、4回目の結婚に臨むのか。
会えたとしても、すぐに問題が解決するとは思えないものの、本人と会って、きちんと話し合わなければ、解決の糸口すら探れません。このケースにおいては、長男が親の持つ資産の全容を知らないことも問題だと思われます。
お金を親に要求したときに、常に希望通りの金額を受け取れてきた経験から「親はかなりの資産家である」と考えているとともに、「自分が今の暮らしを続けても問題ないだろう」と思い込んでいる節があることです。今のお金の使い方を続けていると、20年以内に貯蓄が底を突く現実は想像もできないことでしょう。
直接会って、話し合うことができれば、何度かお会いするなかで少しずつ理解を求めていきたいと考えています。こちらの話を聞いてもらえるようになれば、そのうち4度目の結婚相手となる女性にも同席してもらって、生活費の予算ややりくりについてのレクチャーもしたいところです。
母親の説得に応じて、直接会うことができるのか。会うことができないまま、20年以内に貯蓄が底を突くのを待つのか。まだどのような「結末」をむかえることになるかはわかりません。私は、じりじりする思いで母親からの連絡を待っているところです。