運用益非課税を生かして「NISA」で長期積み立てをしよう

▼メリットと注意点

【メリット】
・運用益が非課税になる
・投資できる商品の幅が広い

【注意点】
・預貯金など元本保証商品は選べない
・運用益非課税の期間は5年のみ
・当面、2023年までの期間限定

▼運用益非課税の節税効果

毎月1万円を投信で子どもが生まれてから18歳になるまで積み立て。運用利回りは年3%、途中で一度も分配がなく、取り崩しのときに20%課税するとして計算。制度が2024年以降も継続したと仮定する。

●18年間の投資結果(投資額計216万円)⇒約286.6万円
●運用益非課税による節税額⇒約14.1万円
家計の見直し相談センター 藤川 太

1968年生まれ。慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。自動車メーカー勤務を経て、ファイナンシャル・プランナーとして独立。著書に『サラリーマンは2度破産する』ほか。
 
(加藤ゆき=撮影)
関連記事
ジュニアNISAは「強制預金」と思え
家が先? 子供が先?「お金の優先順位」間違えれば老後はパー
マツコ・デラックス提案「子どもにかかるお金は国が責任を」実現させるには
ズボラでも「3分でわかる」個人型確定拠出年金の始め方
節税額262万円!「住宅ローン控除」を最大限使い倒すには