掛け金が全額所得控除の節税効果で断然有利

老後資金づくりに圧倒的な強みを持つのが個人型確定拠出年金(個人型DC)だ。個人型DCには税制上、大きなメリットが2つある。

まず注目したいのが「掛け金の全額所得控除」。所得税や住民税では、年収から控除を引き、残った金額(課税所得)に税率を掛けて税額を計算する。このため、所得控除が多いほど課税所得が減って税額が少なくなる。

(加藤ゆき=撮影)
【関連記事】
分かりやすく解説! 「確定拠出年金」4ステップ
「老親に貯蓄・年金なし」介護の呪縛家計を改善
ついに“悪魔の仕組み”が発動「年金70歳支給開始」を覚悟せよ
40代は「もっと贅沢したい」誘惑に打ち勝ちなさい
高収入世帯 老後崩壊の理由は温泉と妊娠