Q良い病院、良い医者は、どっち
(A)聞き上手の地元医師(B)大学病院の有名教授

風邪をひいたら葛根湯を飲むという人は多いが、漢方薬は体質や病状を詳しく聞いて一人一人違う処方をするのが本来であり、そこから考えると日本での使われ方は間違っているらしい。

問題のある医師が闊歩する中で、私が考える良い医者とは、一人一人に合った治療ができる医者だ。具体的には患者の話をきちんと聞くことができるか、患者にもわかるように説明してくれるか、治療の選択肢を示してくれるかが問われる。

高血圧を例にして説明しよう。適切な治療のためには、その患者が何を求めているのかを聞き出す必要がある。ところが検査データしか見ないような医者は、患者に有無を言わさず、薬を出して基準値まで下げることしか考えない。結果、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を著しく低下させる可能性がある。