スマホと同様、「契約解除料」がかかる
【step3】電気料金の比較サイト
多くのプランを一度に比較する場合は、電気料金の比較サイトが便利です。代表的なものに「価格.com」と「エネチャンジ」の2つがあります。
価格.comでは、都道府県を選び、郵便番号と世帯人数、1カ月の電気使用量(もしくは電気料金)を入力すると、料金の安い順にランキングが表示されます。エネチェンジでは、郵便番号、現在のプラン名、アンペア数、1カ月の電気使用量(もしくは電気料金)を入力すると、同社の選ぶ「おすすめ順」と「電気料金節約順」で社名が表示されます。
ただ、比較サイトにはそれぞれ癖があり、価格.comとエネチェンジ、同じ条件でシミュレーションしても違うランキングが表示されることがあります。
電気の使用量も毎月同じではないですよね。夏や冬に多くの電気を使うご家庭が多いと思います。
シミュレーションのサイトでは、年間の使用量を推定して計算するため(そのシミューレションモデルもサイトによって異なると思われます)、あくまで目安として活用して下さい。
【step4】抱き合わせプランがお得
電力小売事業は、発電費や託送料金などのコストを除くと、小売事業者のマージンは電気料金の3~4%といわれています。つまり、よほど安い電源を自腹で供給できる資本力のある電力小売事業者でない限り、電気代そのものの単価が下がることはないと考えてよいでしょう。
ですので、自分がよく利用するの他サービスとの抱き合わせでいくら安くなるのか、を念頭に料金プランを探してみるとよいかもしれません。たとえば、ソフトバンクでんきならTポイントが還元される、auでんきなら利用料金に応じてau WALLETへのキャッシュバック、といった特典が用意されています。車を運転することが多い方は、昭和シェル石油と契約するとガソリン代が1リットルあたり10円引きというプランもあります。
さらに、注視すべきなのは「落とし穴」です。
【落とし穴1】契約解除料がかかる
注意していただきたいことは、契約解除料がかかる場合があるということ。
「●年縛り」などの契約期間や契約解除などの諸条件をよく確認することが大切です。
変更してから「やっぱり電気代が高くなったからやめたい!」と思っても、契約解除料がかかってしまう……そんなことにもなりかねません。契約内容をよく確かめてから、乗り換えましょう。