部下――人見知りで頑張り屋の男部下。愚痴知らずの女部下

●男部下

南部出身は人見知りタイプが多い。納得すればキチンと仕事をやり遂げる、案外頼りがいのある部下。面倒でもじっくり説明をし、取り組ませること。津軽系は頼られると力を出すタイプなので、部下でもたまに立ててやると、がぜん張り切る。いずれも真面目な頑張り屋なので、上司次第で戦力に変化。

●女部下

南部出身は、どんなことにもグチをこぼさず、辛抱強く努力するタイプ。男性に比べ行動力、バイタリティともにある頼もしさが。ただし、口数が少ないので、積極的に話しかけを。津軽系は母親の頑張りを見て育っているために、しっかり者が多い。いい仕事をしたら、ほめること。こちらも声かけを。

取引先――商人タイプは少なく、誠実。人間関係づくりを強化

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南部の顧客にはいわゆる商人タイプは少ない。慎重なので時間はかかるが、誠実で人がいいのでまずは足繁く通って関係づくりをすること。八戸は価格意識が強いので値引きやサービスでの交渉が必要。津軽の顧客は強情でも人がいいので一生懸命さが決め手。人脈は最大限利用して攻めること。青森は新しいもの好きだが、顔を売るのが先決だ。弘前は見栄っ張りなので、高額商品や高級品に関心が高いが、関係づくりに時間がかかる。

●営業ポイント

1. 津軽と南部、ふたつの県があると思え
2. 足繁く通えば道は開ける
3. 南部は値引き、津軽は高級品志向