手入れした靴と正統派ブランドの服
こうしたスマートな人物が役員には多いが、それは身だしなみにも表れているよう。
「美形云々ではなく、見た目の雰囲気がかっこいい。ピシッと背筋が伸び、着こなしもうまい」(日系企業のグローバル人材を支援する、ロバート・ウォルターズ・ジャパン 大山良介人材支援室室長)
特に外資系エグゼクティブで姿勢の悪い人はいないようだが、日系企業でも総じてトップは姿勢がよく、そのうえ、「決して派手ではなく、正統派を愛し、それなりにお金をかけてきちんとしている」とIT系企業を多く顧客に持つキープレイヤーズの高野秀敏代表。
役員クラスが好むのはブランド名が目立たないもの。「ブランド物」より、手入れの行き届いた靴や、サッとメモできるようペンを常に携帯するなどが一流の身だしなみ。ブランドにこだわりすぎるのは「そこそこの人間」である証拠であろうか。
立ち居振る舞いなどはすぐに身につくものではないが、まずは身なりを整え、姿勢をよくすることから始めてみてはいかがだろう。