そんなやりくり費のなかにはお父さんの小遣いも含まれる。ただし、ここをガチガチに管理しようとすると日々の生活に潤いが失われて、「やってられない」となってしまうのがオチ。そこでおススメなのが、月曜日から日曜日まで1週間のスケジュールを縦軸にとったバーティカル型の週間スケジュール帳を使ったマネジメント方法だ。

たとえば、毎月のお小遣いが3万円なら、1日当たり1000円、1週間で7000円の範囲でやりくり算段していくことになる。そして、具体的なマネジメント方法であるが、使ったお小遣いの金額を、使ったその日時の欄に書き込むだけでよい。自分の行動パターンはだいたいわかっていて、出勤前の「8時30分の120円」の書き込みがあれば、缶コーヒー代とわかる。

とにかくシンプルで手間がかからないことが、このスケジュール帳活用術の特徴だ。また、そうやって日々の出費を見ていき、1週間7000円の予算をオーバーしそうになったら、「朝の缶コーヒーはやめて、会社のお茶で我慢しよう」と改善策を立てやすいのもいいところである。先々、冠婚葬祭での出費がありそうだとわかれば、同僚との仕事帰りの1杯を控え、その分を充てようと計画していける。

同時に実践してほしいことが財布の中身の整理である。財布は私たちとお金との1番の接点であり、ここにお金に対するその人の考え方や付き合い方が如実に表れてくる。「お金を貯められる人=お金をきちんと管理できる人」であり、そのための道具として上手に財布を使っている。手前から千円札、5千円札、1万円札と順序よく整理されているものなのだ。だからお金持ちほど、スリムな財布を持ち歩いている人が多い。

一方、お金を貯められない人ほど、ポケットの多い財布を持ち歩いている。そして、クレジットカード、ポイントカード、それにレシートの類などがパンパンに詰め込まれ、見事な“ブタ財布”へ変貌していく。そんな財布のなかを覗かせてもらうと、レシートの間にお札がバラバラに入れられていて、一体いくら入っているのか、持ち主本人もわからない。また、ポイントカードをたくさん持ち歩いているということは、それだけ方々の店で無駄遣いしていることの証拠で、お金に嫌われてしまう。