相談の6割は「退職するほどではない、解決可能なトラブル」

【澤円】退職代行「モームリ」が扱う案件のなかで、原因が会社側にあるケースと、依頼者側に原因があるケースでは、どちらが多いという印象ですか?

【谷本慎二】「2:6:2」だと考えています。ブラック企業のような会社側が完全に悪いケースが2割、依頼者の自己都合が2割、残りの6割は会社と依頼者のすれ違いです。これは、これまでに3万5000件以上のデータから見えてきた実態です。