「良い斧で切れば、森は病気にならない」父からの教え

ビヨンさんは1969年にカナダで生まれ、2歳の頃に父の母国であるデンマークに移り住んだ。森の研究家である父の影響を受けて育ったという。

「父はよく『良い道具を使えば、良い仕事ができる』と言ってました。良い斧で切れば木の回復が早いので、森が病気にならない。父は森の博士だから、ハサミ1つにもこだわりました。たとえ倍の値段でも『倍の仕事ができるから』と」

日本の刃物に興味を抱いたのは17歳の頃。市の図書館で、漫画『子連れ狼』を読み、「日本の刀ってかっこいいな」と惹かれたという。