軍事予算の強化により、プーチン氏は兵力を大幅に拡充したい考えだ。英エコノミスト誌の報道では、軍の規模を戦前の約100万人から150万人へと引き上げる構想が実行段階に入っているという。

同誌は「昨年ロシアはGDPの6.7%を国防に費やし、今年はさらに支出が増加すると予測されている」と指摘。一方で、「ロシアの軍拡継続能力は、苦境に喘ぐ経済によっても制約を受けている」とし、戦費がロシア経済の負担になっている現状を指摘している。

「即応性の低さ」「指揮系統の分断」「機動力の欠如」を克服

ウクライナ侵攻初期、ロシア軍は戦車がぬかるみにはまり身動きが取れなくなるなど、散々な失態が報じられた。だが、失敗から教訓を得ることにより、侮れない戦闘能力を習得しつつあるという。