生産開始から2年で累計生産2万台を突破

その「DATSON12型」は、エンジン排気量748㏄、最高出力9kW(12馬力)、全長2.8m、全幅1.2mというクルマです。いまの軽自動車よりも、一回りも二回りも小さい寸法です。

同じ時代に日本でフォードが生産していた「モデルA」は、エンジン排気量が3286ccで、パワーは30kW(40馬力)、全長が約3.8m、全幅が約1.7mもあって、いまのクルマとそん色ないサイズであったことを考えると、いかに「DATSUN12型」が小さかったことがわかります。