「貯蓄第一」の価値観から脱却する

子どもの教育費や生活費をしっかり貯めてきた人たちは、消費よりも貯蓄や投資を優先することに慣れてしまっているかもしれません。そういう人たちは、子どもが自立した機会に、今度は上手に消費していくことを課題にしてみたらどうでしょうか。

50代のみなさんは今からお金を積極的に使えば、みなさんが高齢者になるころにはみなさんにとって住みやすい社会になっているはずです。お金を使うことが経済を循環させ、雇用を生み出す原動力にもなるからです。