「学校行きたくない」を生むもの

【勅使川原】この対談の事前打ち合わせで見せていただいたときから、とても印象に残っていて。今、小学6年生の息子に見せたら、生意気で恐縮なのですが、「この人、わかってんじゃん」と言っていたんですけれども(笑)。

息子もまさに学校で日々、「規範に合わせなさい」と、協調的に動くようとがめられがちな人間なのでめちゃくちゃ刺さっていたというか、「こんなおとながいるんだ……」と驚嘆した様子でした。「これくらいできないと……」という観念とひもづけて、今日はぜひ詳しくお聞きしたいと思っています。