「意識高い系」の容赦ない排斥

無論、リベラルとしては、こんな極限は受け入れられない。避けなくてはならない。

しかし、そうするとリベラルは別のかたちの極限を、自己否定的な極限を得ることになる――すでにそのような極限に到達してしまっている。それが、「ウォーキズムWokism」と(右派から)揶揄されている潮流であり、また「キャンセル・カルチャー」と呼ばれている現象だ。