『応仁記』に描かれている2つの軸
『応仁記』の作劇術をみると、細川勝元と畠山政長との親密な関係、勝元と足利義視との親密な関係という、二点に力点がある。
前者については、細川勝元の重臣安富元綱と畠山政長の重臣神保長誠との「衆道」(男性同士の同性愛)関係がサビになっている。
後者については、義視を陥れようとした富子・山名持豊が勝元に挑戦したというストーリーがある。細川氏、政長流畠山氏、足利義視の子孫に関係する人々を聴衆として想定した作品なのである。
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