[日本料理]隣花苑
――名園の花々を愛でながら足利時代の館で料理に舌鼓
夜は接待客が多い。首都高速湾岸線から近く、東京からも行きやすい。
神奈川県横浜市中区本牧三之谷52-1 TEL.045-621-0318
営業時間/12:00~20:00 水休(ほかに年末年始休、8月いっぱい夏期休業)個室のみ6室(1室最大20名収容)
カード不可 分煙 サービス料10% 別途部屋代がかかる場合あり 予約したほうがいい
横浜・本牧の名園「三渓園」の創設者である原三渓翁が1930年に静岡県から移築させた足利時代の屋敷。翁の一族が住居としていたが、一般の人にも歴史ある家屋を楽しんでもらいたいと、63年に料理屋を開店した。メニューはコースのみで、昼は3500円~、夜は1万円~。季節ごとに内容が変わる。
1 食通だった翁が考案した「三渓そば」。汁のない中華風のそばで、どのコースにも入っている店の名物である。
2 前菜の定番、白和えのソース。ねっとり甘い白和えの上に、旬の野菜。
3 煮物。この日は日光の揚げ湯葉と大根。
4 エビと長ねぎのあんをパンで挟んで揚げた、中華風味のパン揚げ。
(文・構成/長山清子 撮影/kuma*)