火が迫るなか充電に35分間かかった

募る焦りを堪えながら順番を待ち、何とか充電を済ませた投稿者。ほぼ空の状態からフル充電に要した充電費用は12ドル(約1900円)と、ガソリンより安価だったようだ。

だが、電費の良さはここでは問題ではないだろう。火の手が近隣地区に迫るなか、充電に費やしたという35分間でずいぶんと肝を冷やしたようだ。「昨夜のうちに充電すべきでした。火災がここまで近づくとは想像もしていませんでした」と投稿者は反省の弁を述べている。

ガソリンのように素早く給油できないEVの、その弱みが露呈する形となった。避難を諦め、うち捨てられたテスラ車もあるようだ。米ニューヨーク・タイムズ紙の現地取材によると、パシフィック・パリセーズ地区では、サンセット大通り付近のパリセーズ・ドライブ沿いに、灰に覆われた数十台の車が今も放置されたままの状態だという。