幸せリッチは自分の「お金観」を客観的に分析している

図を拡大
9タイプのお金とのつき合い方

自分と向き合い、自分がどれだけのお金を必要としていて、将来どうなりたいかを知ることは、お金に愛されるために重要だ。

「年収3000万円くらいの人から、資産が数千億円もあるような人まで、お金持ちにもいろいろいます。だから、自分が一生の間でどんな人になるのかということを、冷静に見極める必要がある。たとえば将来、年収1000万円以下で一生暮らしていくのであれば、それに応じた暮らしをしなくてはいけない。自分の年収を増やしていくという前提なら、自己投資などをしなくてはいけない。ある意味で『守りの人生』なのか『攻めの人生』なのかということを考えなくてはいけません」(本田氏)

自分は守りのタイプなのか、攻めのタイプなのか。お金とどうやってつき合うタイプなのか。本田氏によれば、実は多くの人の「お金観」は、両親や祖父母など生い立ちに影響を受けているという。

「お金を節約しなくちゃいけないとか、お金は人をダメにするぞとか、実は子供の頃から聞かされていたことや幼少時の体験が、その人のお金観になっていることが多い。そしてそれを、自分でも知らないうちに追体験してしまうのです。そのお金観をどこかでクリアにしないと、違う生き方ができないんですね」