「皇族の品格が薄れてしまう」のではないか

長女の眞子さんと小室圭さんの結婚から始まり、悠仁さんの受験騒動、次女の佳子さんとの別居生活、何十億円も費やした秋篠宮邸改修などについて、ほとんど秋篠宮側から国民への説明はなかった。そのために秋篠宮家批判が起こったのだが、一部のSNSでの批判を取り上げ、自分たちが故もなく誹謗中傷されているというのでは、秋篠宮家に寄り添おうという国民さえも離れていってしまうのではないだろうかという論調が多かった。

文春でノンフィクション作家の保阪正康氏も、秋篠宮の発言についてこう語っている。

「今回の会見で秋篠宮殿下は、事実上、ネットの書き込みに接していると認めてしまった。これは率直にいえば、あまり良いことではないと思います。いわゆる皇族のディグニティ(品格)が薄れてしまうのではないでしょうか」

フェイクまがいの言動に秋篠宮が反論することで、自分も同じ次元に立ったと受け取られ、「それは皇族の“聖”性を自ら崩すことと同じです」(保阪氏)というのである。

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さらに保阪氏は、

「皇族は自らのさだめを受け入れて“聖”の獲得のために努力し、国民はその“聖”を精神の拠り所として敬愛してきた。それはいわば、皇室と国民との“約束事”でした。それが、国民がネットで好き放題なことを書き込み、皇族がその都度いきり立つという構図が繰り返されれば、こうした約束事は一切果たされなくなってしまう。それは将来の日本にとって、極めて不幸なことなのです」

宮内庁を公然と批判する場面も

本来なら、こうしたことを秋篠宮に代わって宮内庁がやるべきなのだが、秋篠宮と宮内庁の関係もあまりうまくいっているようには思えない。

さらに重大発言は続いた。

新潮(1月2・9日号)は「佳子さま30歳 加速する『皇室離脱』願望に秋篠宮さまの胸の内」と報じている。

30歳になった次女の佳子さんは、公務に忙しい日々を送っている。だが、姉の眞子さん同様、早く皇室を離れたという気持ちに変わりはないようだ。

しかし、これまでの皇族の数を確保するための協議では、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について各党がおおむね賛同しているため、佳子さんもそうなれば、皇室という籠の中から出られなくなる可能性が大きくなってくる。

女性皇族が結婚後も皇室に残る案について問われると、秋篠宮はこう答えた。

「該当する皇族は生身の人間なわけで、(略)生活や仕事の面でサポートする宮内庁の然るべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかということを理解して、若しくは知っておく必要があるのではないかと思っております」

宮内庁を公然と批判したのである。