一連の汚職事件は、電通を巻き込んだ談合事件へと発展。底なしの広がりを見せた。東京五輪の開催が決まった2013年9月の“ブエノスアイレスの歓喜”から約10年。「復興」「コンパクト」「多様性と調和」を掲げたスポーツの祭典は、総額1兆4238億円という空前の巨費が投じられ、カネと利権に塗れた大会へとすり替わっていった。

その真の総括は、すべてを知る男、高橋治之を抜きには語れない。