基本姿勢は「相手に興味を持つ」
その意味では、相手に質問できる人は、成長できる人と言い換えることができるでしょう。自分のポジションを変えずにただ感情的に反応しているだけでは、いつまでも同じ場所に留まる自分でしかいられません。
観点を変えると、質問することは、「相手に興味を持つ」ことに直結しています。
「なぜこの人はこのような状況になったのだろう?」「どんな気持ちになったのだろう?」と相手に興味を持てば、質問は自然と出てくるものだと僕は思います。
感情のほうが先に出ると、相手を攻撃して終わりです。だからこそ、「ビジネス会話」においては、「相手に興味を持つ」ことを基本姿勢にすることが重要なのです。
そのワンクッションがあるから、相手が感情的になっているときでも適切に質問を出せるようになり、問題を改善することができる。
そうして、お互いの未来をいいものに変えていけるのです。