名言その2

【高みに上る人は、皆らせん階段を使う】

フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者・政治家/1561~1626年)
フランシス・ベーコンの肖像画
フランシス・ベーコンの肖像画(画像=Pinterest/CC-PD-Mark/Wikimedia Commons

目標に向かって努力しているときに、思ったような手ごたえを感じられず、遠回りをしている気がすることがあります。そんなときは、ベーコンのこの言葉を思い出しましょう。遠回りをしていると感じるのは、あなたが「高み」に上っているからです。

人間の成長も旅も、節目や目的地に「最短距離」でたどり着けばいいというものではありません。らせん階段でゆっくり着実に前に進んだほうが、長い目で見るとより多くのものを得られるし、より高みに到達できるはずです。旅も同じ。寄り道しながらゆっくり進んだほうが、より充実した道のりになるでしょう。