「副反応がこわい」と避けてはいけない

今、12月という受験大詰めの時期でのワクチン接種について考えてみます。不活化ワクチンは、13歳未満の中学受験ならもちろん2回接種、高校・大学受験でも最低1回、できれば2回接種したいところです。

一方、かかりつけ医でフルミストが入手可能であれば、こちらで1回接種してもいいでしょう。

接種後、ワクチンの効果が出てくるまでに2~4週間ほどかかることと、発熱などの副反応で2、3日取られる可能性を考えれば、接種は年内にすませたほうがいいでしょう。

副反応の可能性を考えて接種しないと言う判断はおすすめしません。副反応が生ずる可能性は決して高くはないのですから。

最後に、インフルエンザ検査に関しては、これまでは発熱後最低12時間程度経過しないと信用できる結果が得られない検査に限られていましたが、発熱直後でも診断できる早期診断ツールとして、Nodocaという咽頭の画像撮影+AI判断というツールが出て来ました。かかりつけの施設に設置してあるかを早めに聞いておくのもいいでしょう。

万全の準備をして、受験に臨みましょう。

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