「このブームは長く続くだろう」

康太さんは濃厚なつけ麺ではなく、自分の味で独立したいと考えていた。

限定ラーメンなどで味づくりをしながら自分の道を探しているうちに、「手打ち麺」の面白さに気づいた。手打ちで自分だけの麺を作ることで、オリジナルの一杯ができると考えたからだ。康太さんは手打ちうどんのお店で製麺を学ぶなど、その精度を上げていった。

麺を打つ亀井康太さん
写真=筆者撮影
麺はオーダーを受けてから作る。手打ち麺は体力勝負だが、「オリジナルの一杯ができる」と考えた

「ブームがピークを迎えるものをやりたいと思い、『手打ち麺』をチョイスしました。スープよりも麺が注目され始めた頃で、このブームは長く続くだろうと考えました」(康太さん)