フォーマルな場には、どんな服装をしていくのが正解か。漫画家のよしたにさんは「プロの指導を受けてジャストサイズを着ることがなにより大事と気づいた」という――。

※本稿は、よしたに『大人ぼっちマニュアル』(幻冬舎)の一部を再編集したものです。

ファッションにはセンスも努力も必要ない

40代にもなると行動範囲が広がって、ちょっと良いレストランやパーティといったフォーマルな場で、「スマートカジュアル」などのドレスコードを目にすることも多いですよね。「一体何を着て行ったらいいの?」と悩むことがきっと男性の皆さんにもあるかと思います。

出典=よしたに『大人ぼっちマニュアル』(幻冬舎)p68
出典=よしたに『大人ぼっちマニュアル』(幻冬舎)
出典=よしたに『大人ぼっちマニュアル』(幻冬舎)p69
出典=よしたに『大人ぼっちマニュアル』(幻冬舎)

吉田さんにお聞きしたところ、そういった場所ではまずサンダルやスニーカーは避け、襟付きのシャツを着用すべきとのこと。そして、そんなとき何より頼れる存在が、そう、ジャケットです。

ファッション業界ではジャケットを「大人のパスポート」と呼ぶそうです。それは、ジャケットさえあればミシュランの三ツ星レストランだろうが、ホテルのバーだろうが、どこにでも行けるから。ジャケットに合わせようとすることで、その下に着る洋服も自然ときれい目、かっちり目なものを選ぶので、普段着ているカジュアルファッションから大人のファッションに無理なく成長させてくれる、40代男性にぴったりのアイテムなんです。