ジャケットさえあればどこにでも行ける
本編でもウール素材をご紹介いただきましたが、できればウール100%のジャケットを選ぶと私服感が出てさらに大人っぽく見えるそうです。確かに、休日のお出かけには会社でスーツを着ている自分とは別の印象を与えたいですよね(光沢が出るポリエステルが含まれたビジネススーツなどはデートなどに向かないかもしれませんし……)。ウールのジャケットを1着持っておいて、春夏は綿素材のジャケットを着る……なんて着回しができたら、おしゃれ度が一気に上がりそうですね!
学生時代のファッションからなかなか抜け出せない人には「まずジャケット・シャツ・チノパン」という定番スタイルにして、次第に違う素材を選んでみる、ポケットの形を少し変わったものにしてみる、など自分らしいスタイル探しをしてみるのがオススメだそう。いきなり大きく冒険するのではなく、まず定番のスタイルを試してから少しずつ好みに合わせて崩していくやり方はとっつきやすそうだと思いました。年齢相応の大人っぽさを演出するには、革靴、革のトートバッグなど革製品を使ってフォーマルに寄せるのも効果的だそうです。
40代でイメージチェンジをするための優秀なアイテム「ジャケット」ですが、ひとつ覚えておきたいのは、自分が気持ちいいサイズとジャストサイズは違うということ。ジャケットスタイルはそもそも機能的ではないので、快適さを求めるとついつい大きいサイズの服を選んでしまいがちだそうです。女性はヒールがある靴や体の線を出す洋服などを着ることが多いので、時に「おしゃれは窮屈」であることを知っていますが、ジャストサイズって慣れるまでが大変なんですよね……。でもきっと着ているうちに、周りから「痩せた?」「その服いいね」と声をかけられて、いつのまにか気づけばそのサイズが自分のサイズとして馴染んでいるはずです。