営業利益の6割以上を海外で稼ぐキッコーマン

ヨーゼフ・シュンペーターを語る際に欠かせない経済学者が、2人いる。1人は、シュンペーターが強烈に批判したジョン・ケインズ。もう1人はケンブリッジ大学経済学教授のデニス・ロバートソンである。3人は、大恐慌時代をともに生きている。

数々のイノベーションで世界のGDPは増大してきた

数々のイノベーションで世界のGDPは増大してきた

ケインズは「有効需要の理論」で「有効需要」の大切さを説いた。一国の経済規模や成長率は「需要」で決まる。需要が拡大すれば生産も増えて経済は拡大、成長する。言い換えれば、不況は需要不足によって起きるといえる。不況期には、積極的な財政政策によって景気を刺激し、落ち込んだ需要を補うべきだ。ケインズはそう考えた。