成熟期に必要な「LOVE YOU」

(右から)アサヒグループホールディングス社長 泉谷直木氏、カーナープロダクト代表取締役 横田雅俊氏

【横田】 アサヒビールは2010年、ビール類課税数量および売り上げで、キリンビールとの激しい競り合いを制しシェア1位を奪回しました。一番の要因は何だと分析していますか。

【泉谷】 「改めてお客さまへ接近した」ということに尽きると思います。どういうことかというと、国内のビール類市場は成熟期に入り、しかもお客さまの嗜好は変化しています。その中では成長期と違って営業も受け身ではダメで、前向きに変化に合わせていかなければいけません。こちらから積極的に提案していくことが必要なんです。

【横田】 おっしゃるとおり、顧客への接近は大事です。しかし具体的な活動に落とし込むのは難しいと思います。基本的な戦略や方針を徹底させる、あるいは何らかの仕掛けを用意する必要がありますね。