わが子が人に気遣いができる子になるかどうかは親次第
相手の立場でものごとを考えたり、気遣いができるようになるかについては、日頃、親御さんがどんな姿を見せているかということも関わってくると思います。
家族同士で労り合うことはもちろん、例えば道を歩いているときに困っている人を見かけたらすぐに手助けしてあげるといった姿を見ていれば、子供も自然とそういった気遣いができるようになります。
先が見えない時代だといわれます。でも、先が見えないということは、それだけ多様な可能性があるということです。人生100年もありますから、何度でもやり直しができます。失敗なんてない。
小学生のうちからはっきりとした自分の夢を持っている子供は、そう多くありません。いろんなものに興味を持ってワクワクしていることでしょう。たくさんのワクワクの中から好きを見つけ、追いかけていけば、それが中学生、高校生になったときの夢のタネになると思います。親御さんには、お子さんがいろんなワクワクを楽しむ姿を見守っていただけるといいですね。
(構成=金子聡一)