自己都合退職とありますが、詳細を教えてください
【面接官が知りたいのはココ!】
ブラックな就労環境だったなら、率直に語ってもらってOK
わがままだったとしても、将来への決意で改悛の情を感じさせてほしい
ブラックな就労環境だったなら、率直に語ってもらってOK
わがままだったとしても、将来への決意で改悛の情を感じさせてほしい
ここは本当のことをストレートに言っていい場合と、表現を工夫しなければならない場合の2つに分かれます。
まず退職理由が、たとえばパワハラ、セクハラ、法令違反が横行するような劣悪な職場環境に耐えかねたのであれば、退職はもっともだと見なすでしょう。
「上司から執拗なパワハラがあり、前任者2人も退職。会社に相談したがスルーだった」と、事実と、いかに酷かったかをストレートに伝えれば良いのです。
一方で「上司が嫌だから辞めた」といった、単に応募者側のわがままに起因しているものなら、ストレートに伝えても面接官は納得しません。
たとえば、「正直、上司とは反りが合わなかった。しかし今は私の我慢が足りなかったと反省している。同じ過ちを繰り返さないよう、次は腰を据えて頑張る」と、潔く素直に反省の弁を述べた上で、将来への決意を語るようにしてください。
たとえばこういう人の場合
24歳女性、大卒。新卒入社した運輸会社で勤務中。今回は初めての転職で、異業種・異職種(コンサル職)への応募。
NG!
「上司が異常に細かい人で、少しのミスでも怒るので、さすがについていけず~」
↑言い訳がましいと、面接官の心証を悪くします。
OK!
「前職では、私の入社前の思いと会社の実情に大きな差がありましたので、自主退職しました。
新卒就活時代、私が希望していたコンサル職には、ご縁がありませんでした。
当時はやむを得ず、内定を頂いた運輸会社に就職を決めたのですが、やはり自分とは方向性が違うため、入社してからもずっと煮え切らない思いを抱えたままでした。
入社2年目で辞めたことについては、周りから働く自覚が足りないと指摘されていますし、私も甘いところがあったと反省しています。
しかし今なら若いのでやり直しがきくし、決断したなら行動は早い方が良いし、やる気がないのに在籍していても会社にも迷惑がかかると思い、退職しました」
新卒就活時代、私が希望していたコンサル職には、ご縁がありませんでした。
当時はやむを得ず、内定を頂いた運輸会社に就職を決めたのですが、やはり自分とは方向性が違うため、入社してからもずっと煮え切らない思いを抱えたままでした。
入社2年目で辞めたことについては、周りから働く自覚が足りないと指摘されていますし、私も甘いところがあったと反省しています。
しかし今なら若いのでやり直しがきくし、決断したなら行動は早い方が良いし、やる気がないのに在籍していても会社にも迷惑がかかると思い、退職しました」
↑退職に至るストーリーが端的で分かりやすく、また、わがままと思われる点について、きちんと反省の弁を述べることで、潔さを感じることができます。