いまからだって「新友」も「親友」もつくれる

新しい場に行けば新しい出会いがあります。習い事でもリハビリでも、新しいことをはじめて、新しい場に出るのです。そこで新しく出会った人のなかで気が合う人ができる可能性があります。

その人が励ましたり助け合ったりすることができる「新友」になるかもしれません。もちろん一方的に待っているだけでなく、こちらから働きかける、言葉をかけることも大事です。

坂東眞理子『与える人 「小さな利他」で幸福の種をまく』(三笠書房)
坂東眞理子『与える人 「小さな利他」で幸福の種をまく』(三笠書房)

あるいは、ご無沙汰していた同窓会に顔を出すと、昔にはなかった新鮮な出会いがある可能性もあります。

「新友」でなくても、「推し」の人を見つけて応援するのもおすすめです。友人は相互作用の産物で相手の気持ちに左右されますが、「推し」やファンの場合は、こちらが一方的に応援していればいいのですから、ハードルは高くありません。

気に入った人を「推し」、つまりファンになって応援しましょう。アイドルやスポーツ選手だけではなく、身近にも一生懸命頑張っている人がいるはずです。

そんな形で、高齢になっても人を褒める、応援する、助けようとする人のまわりには、新友が集まってくるはずです。

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