朝食の定番「ロールパンと牛乳と果物」が正解の理由

〈朝の痩せ食トライアングル その2〉
ロールパン、牛乳、パイナップルのトライアングル
イラスト=深蔵

(1)ロールパン
消化がいいため、胃腸の調子がよくない方、胃腸が弱い方におすすめ。歯応えがないパンなので、よく噛んで食べるのがポイントです。同じパンならフランスパンもOKですが、GI値が高めなので、単体で食べないこと。歯応えがあるので、満足度は上がります。

(2)牛乳
牛乳に含まれるカルシウムやビタミンB群は脂肪を蓄えるのを防いでくれる効果があります。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう、苦手、という方は豆乳で代用可能ですが、できれば無調整豆乳を選んでください。

(3)パイナップル
甘くてもカロリーは意外と控えめ。酵素や食物繊維も多く含まれていて、便秘解消に効果的です。スイーツや甘いお菓子がやめられない方は、自然の甘さのものを食べて味覚を整えていくのもダイエット成功への大事なポイントです。

腹持ちが悪いと思われがちなパンも、組み合わせ次第で腹持ちがよくなります。

牛乳は温めると甘みを感じられ、より満足感が出ますし、体温が上がり代謝もアップします。牛乳とビタミンCの多い果物の組み合わせはカルシウムの吸収率をアップさせる働きがあり、ダイエットのペアリングとしてはバッチリ!

ただ食物繊維が不足気味のため、野菜スティックなどを足すのが理想的です。

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