NTTドコモが、提携効果があるとは思えない会社の買収を続ける。野菜通販「らでぃっしゅぼーや」、大手CD販売「タワーレコード」……。この買収は本当に「迷走」ではないのか。徹底取材で真相を究明する。

プラットホームの優位性が崩れた!

NTTドコモが物販に乗り出すのには、デジタルコンテンツの世界では、競合が続々とアメリカから日本に上陸していることが背景にある。

いまから13年前の1999年、NTTドコモからiモードが出たときは、ニュースやゲーム、音楽などのデジタルコンテンツを流通させるプラットホームとして、一気に普及していった。パソコンに比べて情報量が少なくても、いつでもどこでも見られるということもあり、ユーザーは月額料金を支払っていた。