PANA=写真

圧倒的なシェアを誇るNTTドコモ、果敢な挑戦を仕掛けるソフトバンクモバイル、既存顧客の囲い込みに走るau、と携帯大手各社の新規顧客争奪戦は熾烈さを極めるばかりだ。営業の最前線に立つ販売代理店の視点から、賢いキャリア選びのコツを聞いた。

「明確に言えることは、お客さまにとっていいものであったとしても、販売代理店はインセンティブ(手数料)の低いものは売らないということです」と言い切るのは、携帯電話の販売代理店を務める三村一郎氏(仮名)。販売代理店は新規契約を新たに獲得すると、携帯キャリアからインセンティブを受け取ることができる。このインセンティブを受け取るために、彼らはあの手この手を尽くして対象顧客に日々アプローチしている。

(PANA=写真)
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