人びとはどのサービスをどの程度利用し、その傾向は年々どのように推移しているのか――。プレジデントオンライン編集部がビデオリサーチ社と共同でお届けする本連載。首都圏の消費者を「お金持ち」層(マル金、年収1000万円以上)、「中流」層(マル中、年収500万円以上から1000万円未満)、「庶民」層(マル庶、年収500万円未満)という3ゾーンに区切り、生活動態の分析を試みている。前回に続き、大手チェーン居酒屋を検証していく。 


「リーマンショック」で家飲みが激増

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居酒屋チェーンが試行錯誤を繰り返しつつ頑張る今、その最大の敵は「家飲み」が増えたことではないだろうか。我々はそんな仮説を立て、ビデオリサーチ社のMCR 調査のなかから「月〜金の自由な時間に自宅でお酒を飲む」割合を調べてみた。

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