[寿司] 寿司処 日本

――“銀座の寿司屋”でもアットホームな雰囲気

創業1967年、NYで修業を積んだ大将と2代目が板場に立つ老舗江戸前寿司店。昼はにぎり7カン、巻物3個で1人前2600円。接待で利用する客も多い。

東京都中央区銀座7-1 銀座コリドー街B1 TEL.03-3573-5590
営業時間/11:30~13:30、17:00~22:00 土日祝休み
カード可 カウンター14席、座敷8席 喫煙可

毎朝、築地で仕入れた新鮮で上質な魚介がずらりとカウンターのケースに並ぶ。特に注目に値するのは、3シンコ、8フジツボだ。シンコはコハダの子で、店で仕込んだ長さ5cm弱のネタを4枚重ねる。ヒカリモノ特有のクセがなく、柔らかくあっさりした旨味。フジツボは、青森県産の養殖。焼いて殻を壊して食べると、天然の絶妙な塩加減でカニ味噌とウニを合わせたような味が。同店の隠れた逸品。1コチ、2赤貝、4車エビ、5ウニ、6京丸姫ねぎ。おかかをまぶしたシャリに梅肉が載って、実にさっぱり。7はおつまみの大トロ。にぎりはすべて2カンずつ供される。1人あたりの予算は1万円程度。

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(文・構成/大塚常好 撮影/工藤睦子)